離婚調停の内容と始める時期

離婚調停の流れとは

近年離婚する夫婦が増加してきていますが、その際に夫婦間の問題などを話し合う場のことを離婚調停といいます。正式には夫婦関係調整調停と言い、家庭裁判所の調停委員が夫婦の間にが入って調停が行われます。では具体的にはどのような流れになるのでしょうか。まず離婚調停を申し立て、受け付けられると離婚調停の期日などが載った通知書が裁判所より届きます。申し立てからだいたい1~2か月後に第1回目の離婚調停が設定され、その期日に行くと相手も来ていますが、お互いに顔を合わせることはありません。一人ずつ調停室に入り2名の調停員によって話を聞くことになります。
その後は第2回目と続いていきますが、だいたい6~10回ほどで決着がつく場合がほとんどのようです。長い場合だと何年もかかることもあります。話し合いを重ねた結果双方が合意すると裁判所が調停調書を作成します。その後に離婚調停を申し立てた人が役所に離婚届を出して完了です。調停の成立から10日以内に提出することとなっているので、その際に調停調書も一緒に出しましょう。調停では合意ができない場合には、双方が立ち会いの下で調停は終わることが言い渡され調停は終わります。場合によっては離婚裁判という流れになっていきます。

離婚調停の始め方と調停に参加する人

離婚協議も離婚調停も名前だけはよく知られていますが、具体的なことはあまり知られていません。離婚する夫婦のほとんどは、協議離婚なので調停まではやらないケースの方が圧倒的に多くあります。離婚調停を経て離婚が成立する夫婦は全体の約一割ほどです。
離婚調停を申し立てる時、相手の方が住んでいる地域を管轄する家庭裁判所にしましょう。申し立てをした後は、家庭裁判所が調停を行う具体的な日程を決めます。最初の調停は、申立てがあってから一か月後から二か月後になるケースが多いようです。年末年始やお盆など、家庭裁判所が長期間お休みになる場合は、もっと間隔があくことになるため、出来るだけ早く調停を終わらせてすっきりしたいと思っているなら、このような時期はずらした方が良いでしょう。
調停に立ち会う人は、家庭裁判所の調停員二名が基本です。離婚調停を不成立で終わらせることになった場合や、裁判官が直接かかわった方がいいと思われる案件だと判断された場合などに限り、裁判官が調停に参加します。各家庭裁判所に在籍している裁判官の人数自体が少数で、ずっと離婚調停に参加すること自体が困難なので、主に調停員に進行を任せている場合が多いです。